企業ESG

Gemtek Technologyとその関連子会社は、Responsible Business Alliance(以下、RBA)によって規定された規範に従い、労働、倫理、健康、安全、環境に関する方針を実践します。事業戦略に沿ってクラウド上にサプライチェーンの調整システムを構築することで、Gemtekは先進的なアプリケーションをサプライチェーンや協力会社と共同利用することを推進します。すべての社員、関連会社、サプライヤが協力することで持続可能な開発環境を構築し、会社として確実に社会的責任を果たすことを願っています

私たちのコミットメント:

  • 従業員の福利厚生を保証します。健康で安全な職場を作ります。従業員、サプライチェーン、ステークホルダー間の権利や利益をサポートし、あらゆる面でWin-Winの状況を作ります
  • 国際法や倫理規範を遵守します。ダイバーシティやインクルージョンをサポートします。人権やお客様の権利を尊重します。会社の責任を果たします。.
  • 環境に関する法律や規則を遵守します。省エネルギーや二酸化炭素排出削減を実践します。環境保護のコンセプトを製品のデザインや原材料の使用、製造管理に取り込み、グリーン製品を開発します。
  • 会社と地域コミュニティ双方のため、社会福祉活動に参加することで社会に利益を還元し、社会的責任を果たします。
  • Gemtekは、コミットメントのあらゆる側面において社会的責任を果たし、ベンチマーク企業となることを目指します。

労働ポリシー

  • 児童労働やあらゆる形の強制労働(借金による束縛、契約労働や非自主的な労働、身分証や入国書類の没収、労働者の移動の自由や退職の自由、雇用の終了、時間外労働を拒否する権利に関する不合理な制限を含む)を禁止します。
  • 従業員に支払われる賃金は、適用されるすべての法律に準拠します。
  • 人権や人間の尊厳を尊重します。体罰、精神的または物理的な強制、侮辱、ハラスメントを含む非人間的な扱いをしてはいけません。
  • 雇用機会を平等にします。採用、昇進、報酬、研修などのすべての雇用に関する活動において、人種、肌の色、年齢、性別、性的指向、障害の有無、民族・国籍、妊娠、宗教、政治団体への所属、組合への参加、婚姻の有無に基づく差別を禁止します。
  • 言論の自由や結社の自由を尊重します。多様性や一体性のある職場環境を作っていきます。従業員には、報復、脅迫、ハラスメントを恐れることなく、労働条件やマネージメント活動に関してオープンなコミュニケーションやアイデア・関心事の共有をすることを許容します。
  • 従業員の健康や福祉を守るため、安全衛生に配慮した労働環境を整えます。

管理指標
  • 2023年には(協力会社を含めて)重大な労働災害はありませんでした。
  • 2023年には児童労働の問題はありませんでした。
  • 2023年には強制労働に関する苦情の報告はありませんでした。
  • 2023年には、すべての新入社員がRBA行動規範に沿った人権と職場の安全衛生の研修を受講しました。

環境保護ポリシー

  • エネルギー消費と温室効果ガス排出:エネルギー消費と温室効果ガス排出の両方を削減し、環境保護および二酸化炭素削減目標を達成します。
    - エネルギー管理を実施します。ロードマップを作成し、二酸化炭素削減目標を達成します。
    - 省エネルギー規則を遵守します。環境にやさしい製品の研究開発を推進します。
    - 再生可能なエネルギーや素材を使って生産を行います。二酸化炭素の低排出戦略を取り入れます。
    - 資源循環を実践します。原材料の削減状況を測定できるようにします。
  • 廃水の取り扱いと再利用:水の消費を削減し、効果的に使う方法を採用します。
  • 大気汚染防止:二酸化炭素排出と大気汚染物質を削減し、環境への影響を最小限にします。
  • 原材料、化学物質、廃棄物:原材料の消費と有害廃棄物の発生を削減します。
  • 製品使用時の環境への影響:製品を利用するときに発生する環境への悪影響を最小化します。
  • 製品使用終了時の環境への影響:製品のリユースやリサイクルを最大化します。
  • 消費者の健康と安全:製品が消費者の健康や安全を損なうことがないよう、妥協しないことを約束します。

管理指標
  • 私たちは「GRI 305: 大気への排出 2016」のスコープ1およびスコープ2に沿って、2022年を基準として2050年までに排出のネットゼロを達成するという最終目標とともに、2030年までに温室効果ガスの排出量を50%削減することを目指しています。さらに「GRI 305: 大気への排出 2016」のスコープ3に沿って、主要なサプライヤに2030年までに二酸化炭素の排出量の30%を削減することを要求しています。
  • 2022年を基準として、2030年までに取水量の5%を削減することを目指しています。
  • ガス排出は継続的に規制に適合しており、大気汚染の事例はありませんでした。
  • 廃棄物の分類と削減については、Gemtekは2022年を基準として年間の全社廃棄物リサイクル率を1%以上増やし、2030年までに全社廃棄物リサイクル率を合計で55%にすることをを目指しています。
  • グリーン製品&持続可能な調達:
    * 筐体の原材料:PCR(ポストコンシューマーリサイクル)のプラスチックや金属の原材料の調達比率を増やしていきます。 2022年を基準として、私たちの調達総量のうちPCRとして認定された原材料の比率は2023年は12.1%であり、2030年までに90%にすることを目指しています。
    * パッケージの原材料:パッケージに使用する持続可能で環境にやさしい原材料の調達比率を上げていきます。 2022年を基準として、私たちの2023年における調達総量に対する持続可能で環境にやさしい原材料の比率は28.5%であり、2030年までに90%にすることを目指しています。
  • 使用済み製品の再生率:90%。
  • 製品が100%安全であり、消費者に健康被害を与える可能性をなくすことを確約します。

汚職防止ポリシー

Gemtekは誠実な事業の原則に基づいて行動し、事業を行う国の法律と倫理基準を遵守します。いかなる汚職や不正行為、組織内に存在する不公正で非競争的な振る舞いも許しません。Gemtekは事業活動の根幹として「倫理行動規範」、「誠実な事業ポリシー」、その他の規範を策定しました。取締役、管理者、役員、従業員およびサプライヤはあらゆる形の汚職や贈収賄に関与しないことが厳しく求められます。

苦情の仕組み
Gemtekは利害関係者が会社の社会的責任に関する提案や苦情を報告するチャンネルを用意しました。従業員は自分の意見を表明したり、会社の投書箱や他の方法で会社のウェブサイトに投稿された苦情を報告したりすることができます。 提案や苦情のメールアドレス:Gemtek_suggestion@gemteks.com

処理の仕組み
Gemtekは行動規範に対する違反が認められた場合は、苦情の解決を図るために特別委員会を招集します。違反の重大性に応じて、被疑者は行政処分を受け、不正な利益を回収し、法的な責任を追及するために努力が払われます。Gemtekはこれらのインシデントを利用して従業員に非倫理的な行いがどんな結果になるかを気づかせ、会社のマネージメントや内部統制手順を強化することで、将来の再発を回避します。

管理指標
  • 2023年には、不法な汚職や非倫理的な事業活動を排除するため、すべての新入社員と主要なサプライヤに対して「誠実性に関する誓約書」にサインし、記載されている規則を遵守することを求めています。この誓約書への署名率は100%です。
  • 2023年には、すべての従業員がRBA行動規範に沿った汚職防止研修に参加しました。研修完了率は100%です。
  • 2023年には、誠実な事業への違反や汚職に関する報告はありませんでした。

事業倫理ポリシー

  • 誠実な事業:贈収賄、汚職、恐喝、横領は、いかなる形であっても完全に禁止します。
  • 不当な利益の禁止:贈収賄やその他の方法で得た不当な利益を約束・提供・認定・供与・受領することを禁止します。
  • 情報の開示:労働、安全衛生、環境活動、事業活動、組織構造、財務状況、業績に関する情報は、適用される規則や一般的な業界の慣例に従って開示されます。
  • 知的財産:知的財産権は尊重されます。技術やノウハウの移転は、知的財産を保護した形で行われます。会社、顧客、サプライヤに関する情報は保護され、第三者に開示されることはありません。
  • 公正な取引、広告、競争:公正な取引、広告、競争の基準を守ります。NDAを締結することで顧客情報を守ります。
  • 個人情報の保護と報復禁止(内部告発者保護ポリシー):機密性、匿名性を担保するとともに内部告発者を確実に保護し、報復を恐れることなく個人が懸念点を報告できるようにします。
  • プライバシー:ビジネスパートナー(サプライヤ、顧客、従業員、関係者を含む)の個人情報について、期待される合理的なプライバシーの保護を約束します。個人情報を収集、保存、処理、転送、共有するときには、プライバシーと情報セキュリティの法律や規則を遵守します。

管理指標
  • 2023年には、独占禁止法違反や反競争的行為に関する報告はありませんでした。
  • 2023年には、情報漏洩の事件はありませんでした。
  • 2023年には、すべての従業員がRBAによるビジネス倫理研修(誠実な事業、不正利益禁止、公正なビジネス、知的財産、プライバシー、個人情報の保護と報復禁止を含む)を受講しました。受講率は100%です。
  • 2023年には、ビジネス倫理、誠実な事業に関する違反は報告されませんでした。

持続可能な調達ポリシー

  • 持続可能な調達ポリシー:環境への悪影響を削減します。再生可能で環境にやさしい資源の使用を増やします。グリーン・低カーボンサプライチェーンを推進します。主要サプライヤに温室効果ガスインベントリの作成を促します。
  • 持続可能な調達ポリシーの環境および社会的側面:製品や部品がRoHS、WEEE、REACHのような国際指令やその他の関係する標準に確実に準拠するようにします。ポリシーには環境に有害な物質の使用禁止の要求を含んでおり、顧客からの要求による有害物質の使用に関する制限を遵守します。
  • 持続可能な調達ポリシーの労働および人権的側面:サプライヤが国際的な労働および人権の標準を遵守することを確実にするため、労働者の権利を守り、児童労働・強制労働を根絶します。

管理指標
  • 環境保護宣言およびハロゲンフリー宣言へのサプライヤの署名率は100%です。
  • サプライチェーン全体における現地調達の比率を30%にすることを目指します。
  • Gemtekは事業活動においてESG(環境・社会・ガバナンス)活動を取り入れています。さらに、社内の従業員と社外のパートナー(上流サプライヤを含む)は会社の社会的責任を果たし、地球環境保護に貢献するために、同じ標準を遵守します。私たちはESGをサプライチェーン戦略の目標の一部として優先し、労働権に対する違反なしの記録を維持します。サプライヤのCSR宣言およびRBAコミットメントステートメントへの署名率は80%以上です。

紛争鉱物不使用ポリシー

Gemtek Technologyは、紛争鉱物不使用ポリシーを支持し、サプライヤーにRBA行動規範の遵守を求め、企業の社会的責任を果たしていくために以下のポリシーを定めます。。
 
  • 社会的環境責任を果たします。
  • 武力衝突や人権侵害が起きている状況下で採取された鉱物は使用しません。コンゴ民主共和国(DRC)やその周辺の国家・地域の影響が及ぶ場所で採取された資源に限らず、OECDまたは同等の公的機関が定義する紛争影響地域や高リスク地域で採取された鉱物も使用しません。
  • すべての製品に含まれる金(Au)、タンタル(Ta)、錫(Sn)、タングステン(W)、コバルト(Co)および雲母の起源を追跡します。
  • 上流サプライヤーはデューデリジェンスを実施し、精錬業者がRMAP監査に合格できるよう推進しなければなりません。
  • コバルト原料のサプライヤーはその起源である精錬所を開示し、関連する作業に児童労働を使っておらず、劣悪な作業環境等人権侵害が行われていないことを保証しなければなりません。

管理指標
  • 2022年を基準年とし、2026年までにGemtekグループ内の全サプライヤーに対する紛争鉱物調査の回答率を100%にします。